目標1日5分なんでもブログ

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2017年買ってよかった文庫本ランキング♪

お題に乗って今年2017年に買ってよかった

と思った文庫本ランキングを残しておきます♪

もちろん、読了済みのものに限ります♪

 

第1位

りゅうおうのおしごと

 

これはいわゆるラノベというジャンルの文庫本です。

主な読者層は10台後半くらいから2・30台といったところでしょうか。

タイトルからして最近はやりの異世界物かと思いましたが、

むしろ現実世界で一躍時の人となった

藤井聡太四段と同じ将棋の世界でしたw

 

私自身はラノベ自体ほとんど読まないのですが、

ちょうど藤井聡太四段のお陰で私も将棋ブームが到来していて

将棋系の本なら読んでみるか~という軽いノリで手にしました。

 

軽い気持ちで読んでみた結果、かなり感動してしまい

ラノベ程度に、と言ったら失礼ですが感化される始末w

将棋の本を少し買って勉強したりしちゃうほど

これを読むと将棋をやりたくなっちゃいます♪

 

ラノベに抵抗のない方にはお勧めの一冊です♪

 

第2位

プラチナタウン

 

今度は一転して楡周平さんのプラチナタウンです♪

こちらは大手商事会社勤務の部長が

些細なことから故郷の町長となることになり、

財政難(150億とかの負債)をどう打開していくかという

経済小説です。

 

重そう、難しそうなテーマですが

非常にわかりやすく面白かったです♪

 

地方政治といってもやっぱり利権にありつこうとする

町の議員とそれに対抗する町長の静かな戦いは

現実問題をそのまま反映しているようでした。

 

そして、肝心の財政難の打開策ですが、

これを実際の地方都市でやってみたら

結構面白い結果になるんじゃないかと

期待しちゃう内容でした♪

 

ですが、実際にやろうとするには

ハードルが非常に高く困難を伴うでしょう。

万が一失敗した際の損失額は

下手をすると手を出した会社の株価だけでなく

会社の運命をも決定しかねない程かと。

 

そう考えると中々民間主導では

実現性に乏しいかもしれません。

 

ですが、本作は衆議院議長が元石破茂地方創生大臣に

読むよう勧められた本であるという事実も忘れてはなりません。

その後、著者から本が献本されたとかw

面白いので是非読んでみてください^^

 

第3位

和僑

これも楡周平さんの作品で

先ほどの『プラチナタウン』の続編です。

ちょうど今年発売したばかりの新作です^^

 

ま、内容はさておき、面白いのでプラチナタウンと

和僑、どちらも年末年始にでも読んでみてください^^

 

第4位

イノセント・デイズ

新潮社から発売されている早見和真さんの著書です。

帯やポップに書かれている「私はあまりの衝撃に、

読後3日間寝込みました」というフレーズが印象的で

今年新潮社文庫の中でもベストヒットした一つです。

 

大まかにいうと死刑囚の人生を俯瞰していくようなパートと、

死刑囚の幼馴染が裁判に挑んでいく後編パートに分かれます。

 

序盤の死刑囚の性格からなぜ死刑囚になってしまったのか、

若干想像がつく中、それでも、心理的な変化が起こっていった過程を

つぶさに捉えている作品です。

涙腺の弱い方はすぐ泣いちゃうと思いますw

 

後半は弁護士ってカッコいい、と思ったのもつかの間、

どこか弁護士に共感できなくなる部分があり残念でした^^;

最後の死刑囚たるヒロインの必死の行動には驚きました。

 

そこまでして・・・読んでみてくださいね~w

あの結末をどう受け取るかは人それぞれなので気になります♪

 

第5位

浜村渚の計算ノート

青柳碧人さんの著書で数学を絡めた

ちょっとしたサスペンスものです。

サスペンスといっても、本書が元々は児童書であったことから

滅茶苦茶重かったり難しかったりはしません(殺人事件は起きますが^^;)

 

でも、数学大好きな主人公の浜村渚は

中学生ながら大人顔負けの数学を絡めた推理をしていきます。

数学好きを感じさせるセリフも飛び出してくるので

数学好きにはもちろん、私のような数学アレルギーの人間でも

楽しめる一冊です。

 

特に私のような数学アレルギーをもった方にこそ

本書を読んで数学アレルギー克服の第一歩として欲しい作品でした♪

続きが早く読みたいです(*´ω`*)♪

 

以上、私が2017年に買い、読んで面白かった

文庫本ランキングでした♪